活動紹介
実技講習会 哲学研修講座 令和8年8月3日(月) 「木村素衞『表現愛』の教育思想と私たちの教育実践」
「安曇野のゆかりの偉い先生が説いたこと」ではなく、「私たち教師が日常、行っていることの深さ、尊さ」を改めて知ること

「表現愛」の教育思想の根本構造をつかむ
~西村 拓生 先生(立命館大学)~

グループ討議と共有
私たちは「表現愛」の思想にどのように応答するか

ふりかえり
~門前 斐紀 先生(金沢星稜大学)~
安曇野の先人等に学ぶ会 6月13日(土)
会に先立ちまして教育会代表5名で墓参を実施しました。城山公園の碑前祭は、今年度は近隣地区でのクマの出没により安全面を考慮し中止といたしました。三郷中萱にある墓所では歓喜寺のご住職に読経をしていただき、献花を行いました。また、南安曇教育会館で務台理作碑・木村素衞碑に教育会会員、賛助会会員で拝礼いたしました。その後、井口喜源治記念館事務局長 大倉 嘉郎 先生を講師にお迎えし、「井口喜源治先生とアメリカに移民した70余名の教え子たち」をテーマに講演をお聞きしました。講演をお聞きし、井口喜源治先生が、「研成義塾」を創設し、34年間で700名あまりの教え子を世に送り出したことのほか、「よき人になれ 品性の良い人 誠実、思いやり 競争より共存」という井口先生の教育が多くの教え子たちにも影響を与えたこと、さらに先生からの学びが今にも通じるものであること――。私たちもそれを胸に刻み、子どもたちと真摯に向き合いながら教育に邁進していく大切さを学ばせていただくことができました。
初任者歓迎研修会 5月25日(月)
安曇野市教育会・信濃教育会共催による『初任者歓迎研修会』が開催されました。市内小中学校に赴任した初任者が一堂に会し、教育会の意味を知るとともに、先輩会員の経験談を聞く機会を持ち、今後の教育活動に期待や希望を持てることを願って毎年開催されています。
開会行事に先立って、郷土文化財センターと視聴覚協会の見学を行いました。「安曇野市にゆかりのある人やことについて学べて有意義だった」「安曇野市に赴任して2ヶ月が経った今の時期に、地域のことを知る機会をいただき、大変勉強になりました」と、参加者から感想をいただきました。
その後、安曇野市教育委員会より 教育指導員 一志様からのご挨拶と、信濃教育会より 教科用図書研究部長 馬淵様から信濃教育会の概要説明をしていただきました。先輩会員からは堀金小学校 丸山 由羽先生、穂高西中学校 坂口 裕晃先生から発表をしていただきました。「児童との信頼関係の大切さ」「生徒一人ひとりを人間として尊重する」等、年齢の近い先輩からの話は、心に深く響いたようでした。
最後は、歓迎茶話会を行いました。初任者、主催者等が5~6人のグループに分かれ、お茶を飲みながら歓談しました。終始緊張していた初任の先生方でしたが、この時間は笑顔が見え、笑い声もたくさん聞こえてきました。「和やかな雰囲気で日常の悩みや心境を、経験豊富な先生と話せてとても良かった」「もうすこし様々な方と交流したいと思いました。例えば中学校であれば教科が同じだとか小学校であれば学年が同じだともう少し話しやすいかなと思いました」といった感想が寄せられました。
安曇野市教育会総集会報告 5月16日(土)
豊科公民館ホールにおいて、令和8年度「安曇野市教育会総集会」が盛大に開催されました。昨年度に引き続き、土曜日の午前中に開催し、新たな歩みを進める有意義な半日となりました。開会行事に先立ち、音楽同好会による素晴らしい合唱発表が行われました。澄み切った歌声で披露された「ステージ」と、同好会員に有志の先生方を加えて、郷土への愛着が心に響く「安曇野市歌『水と緑と光の郷』」の2曲がホール全体を包み込み、総集会の華やかな幕開けを飾っていただきました。
続く開会式では、多くの御来賓の皆様から温かい励ましのお言葉を頂戴いたしました。信濃教育会 馬淵勝己様、安曇野市教育委員会教育長 橋渡勝也様より、本会の活動に対する期待と、日頃の教育実践への感謝を込めた貴重な祝辞をいただきました。
会員研究発表では、令和7年度教育課題委員会の「プログラミング教育」についての成果が報告されました。副委員長の豊科北小学校今井凜先生と、委員の豊科東小学校大輪拓也先生により、「日常の学びに根ざしたプログラミング教育の在り方~市外校への視察から~」と題した発表が行われました。プログラミング教育の本質は子どもたちが自らのアイディアを形にし、他者を思いやりながら、より良い未来を創っていく力を育み、学級経営の土台そのものであるといえます。そして、先進校への視察から得られた知見をもとに、「日常の学びに根ざし、願いを実現する」という視点を大切に、安曇野の子どもたちにとって最善の教育を模索し、実践していきたいと発表され、本内容は会員にとって大変参考となる内容でした。
後半の講演会では、長野大学社会福祉学部教授 早坂淳先生をお招きし、「公教育を再考する-多様性とウェルビーイングに着目して-」と題してご講演をいただきました。変化の激しい現代社会において、一人ひとりの多様性を尊重しながら、子どもたちと教職員双方が幸せ(ウェルビーイング)を感じられる学校組織や教育環境のあり方について、深い洞察に基づいたお話を伺うことができました。【・協働とは何かを知る ・対立を歓迎する ・ちがいを楽しむ】それを公教育の中で体験し、学ぶことができるように場を設定し、支援を行えるようにする。それができれば、つながりを持ち、やりがいを感じ、自分らしさを知ることで幸せを広げることができると教えていただきました。これからの公教育が目指すべき方向性を改めて見つめ直す、大変貴重な学びの機会となりました。